最近の気温の上昇で、畑にあった雪もほとんどなくなり、青々した小麦が顔を出してきています。
そろそろ車のタイヤも足取りを軽くさせたい季節になりました。
今年は春の大雪がなければいいのですが・・・。

近くて遠い日高山脈を見上げ、ふと目線を下ろすと、雪が溶けて道路脇に捨てられていた空き缶などのごみが目に入ります。
車から投げ捨てられたと思われる、空き缶や、ゴミ袋。どうしてこんなところに放置されてしまう事になったのか、自分だけではないという考えからか、少しだけならいいという気持ちになってしまうのか。
街の中など人間が多く生活している空間では、人間の管理下の中で強制的に美観、景観にも配慮がなされ、ゴミ箱さえ撤去される事が多いようですが、管理されにくい空間、市街地を離れた信号もないような道路脇には、あまり気兼ねせずゴミを捨てられてしまうようです。

私の祖母は春になると地区の老人クラブ活動でゴミ拾いを行っています。
私の実家は、人口よりも牛の数が多いような地域ですが、国道沿いでは、100ｍもいかない範囲でゴミ袋が満杯になるそうです。

人間は時に今の自分のことだけを考え、その先の事まで考えられなくなってしまいます。
全ての事が当たり前でないように、この先の未来も当たり前にあるわけではありません。

自分が歩いているこの道が、どこまでも続いている事を確認できるように、まずは目の前の道がきれいであるよう、自分の手できれいにしたいと思います。

カテゴリ

今週のヒューエンス

更新日

2008-03-17

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