北海道も初夏を迎えています。
空は高く、十勝らしい青空が広がる今日この頃ですが、昨今の環境問題による地球温暖化の影響で、北海道の夏の気温も徐々に上昇傾向にあります。

そんな中、2005年にスタートしたのが、「クールビズ」です。
エアコンの設定温度を28度にするとか、服装を見直してみるとか、企業ごと、団体事に様々な取り組みをされているかと思います。

しかし、そもそも日本人は、暑さ寒さを楽しむ風情があったようにおもいます。
例えば夏。
窓辺につるした風鈴が、風に揺れて涼やかな音を聞かせてくれます。
また、茶道の世界でも、お湯を入れた柄杓を高く上げ、お茶碗にそそぐ水音を立てることで、涼しさを演出します。
実際肌で感じる涼しさだけでなく、五感で感じさせる工夫をしているのです。
私達の生活は、様々な努力や発展を繰り返し、より便利に暮らしやすくなってきています。
その反面、工夫して楽しむという事を怠っているのかもしれません。

私達は、未来に向うこれからの生活が豊かになるよう、工夫し、努力し、楽しむ事を忘れてはいけないのです。

エアコンのスイッチを入れる前に、快適に夏を過ごす方法を今一度考えるべきなのかもしれません。

カテゴリ

今週のヒューエンス

更新日

2008-07-07

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