当たり前のもの
世の中は便利なものが増え続け、また、何でも簡単に手に入る時代になりました。
物質的にも豊かな時代です。
しかし、米国発の金融危機により、一転して長期不況に流れ込む空気を感じます。
これは豊かさから生まれた不況なのか、地球に与えられた試練なのか。
そして、この冬の訪れとともに、まだまだ冷え込みは続きそうです。
子供の頃、私の家はよく断水がおきました。
そのたび井戸水をくみ上げたり、あるだけのお水を家族で大切に使いました。
あの頃は井戸水が豊富にあって、ご近所にも配れるほどでしたが、今ではそれも干上がり、使う事はできません。
今の生活の中で、お水がいきなり使えなくなったら、私たちはどうなるのでしょう。
そんなこと考えもしないで生活をしているのではないでしょうか。
あるものが、当たり前だと勝手に勘違いしていないでしょうか。
この世の中の全てのものが、永久にあり続けるという保証はどこにもありません。
だからこそ、私たちはすべてのものに感謝しながら、必要なものを必要なだけ、大切にいただかなければならないのではないでしょうか。
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