冬の知らせ
先週、ある社員から相談がありました。管理している施設の外壁に大量のカメムシが集まってきて困っているとのこと。そういえば、以前住んでいたアパートでは、毎年この頃になると、白い外壁に大量のテントウムシが集まり、布団や洗濯物が犠牲になることがよくありました。
日に日に外気温が下がり、いつ雪が降っても不思議ではないこの時期、外の虫達は冬越えの寝床を求めて、暖かい人家や工場などの隙間に入り込んできます。特にカメムシやテントウムシは集団で越冬する種類が多く、気がついたらサッシの隅のほうにギョッとするほど虫がいた!という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。それ程虫が苦手ではない私にとっても、数の多さにはさすがに閉口してしまうこともあります。しかし、一方でこうした様子を見ると、もうすぐ本格的な冬がくるのだ、ということに気づかされます。虫たちの活動というのは、私たちよりもずっと環境の変化に敏感に反応しますから、毎日室内ばかりにいて外の世界に鈍感になっている私にも、色々な形で様子を知らせてくれている気がします。
さて、大量のカメムシへの対策方法として、学生時代に習った原始的なトラップを試してみましたが、残念ながら効果はあまりありませんでした。これについては、もう一度勉強し直してみないといけないようです。
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