散歩
暖かい晴れた日はやはり散歩に出かけたくなります。この辺りは公園が多い印象がありましたが、帯広市のホームページで調べてみると、実際、市内には180箇所もの公園があるそうです。ブランコや滑り台のある子供たちが遊べる公園が150箇所、自然が多く残された緑地が30箇所。最近の私のお気に入りは後者です。住宅に囲まれた緑地でも、年輪を重ねたカシワやハルニレの大木、林床には季節ごとに小さな花の群生を見ることができます。もちろん、エゾリスやアカゲラなど動物達のえさ場にもなっていて、昼間はとても賑やかです。
この日はあいにくの曇り空でしたが、その緑地に住居を構えている一匹のリスが、春の訪れを全身で喜んでいるかのように、林内を走り回っていました。その姿を逃すまいとしきりにシャッターを切っていると、その音に興味をもったのか、リスの方からこちらに寄ってきました。一時のこととは言え、野生のリスと会話をしたかのような時間が、とても満ち足りた気持ちにさせました。
- カテゴリ
- 今週のヒューエンス
- 更新日
- 閲覧数
- 494