言葉
顔に当たる風が柔らかくなってきたな、と感じながら、いつものようにお昼の休憩から戻りしばらくすると、長く気分が悪くなるような大きな横揺れが何度も起りました。いつもとは少し違う揺れに不安を覚え、インターネットで地震速報を確認すると東北地方を中心に大きな地震が発生したとの情報が流れていました。急遽、出張から戻る飛行機の変更手配や遠方にいる社員の安否確認に右往左往しているうちに、被災地の状況を伝える情報が入り始めましたが、その被害の深刻さは想像をはるかに超えるものでした。週末のテレビから途絶えることなく流れてくるニュースは、現実の出来事かと目を疑うようなものばかりです。
今日のこの今週のヒューエンスに、自分はどんな言葉を発したらよいのか、正直答えが見つかりませんでした。被害に遭われた方の気持ちを思うと、励ましの言葉も慰めの言葉も、簡単には言えるものではありませんでした。ただ、一人でも多くの方が、一日でも早く、暖かい家に帰れるように祈ってやみません。
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