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鍛える

 近頃、自分でも意外だったのは、21 キロを走るマラソンよりも、10キロを歩く山道の方が、体が鍛えられているのでは、と気付いたことです。
 以前は、長い距離を走る方がきつく、体が鍛えられると考えていたのですが、それが少し違っていました。主観ではありますが、短くても山坂のある道を歩き続ける方が、より多くのエネルギーが必要で、激しい筋肉痛は体の奥にまで及ぶのです。何度か山を登った後にランニングをするとほとんど体は痛みませんが、ランニングの練習をした後に山に登っても、筋肉痛はいつも通りやってきたりします。
 この違いの一番の要因は、"道"なのではないかと思います。
 平坦な道であれば、スピードをつけて走ってもそう負荷にはならず、一方、ゆっくりであっても時に足のすくむような山道を進み続けるには、より力を必要とするのでしょう。このことは、体力だけではなく、考える力や生きる力に対しても同じことが言えるように思います。以前、「道が2つに分かれているならば、厳しい道を選ぶ」と言った方がいましたが、歩くか走るかということ以上に、どの道を選ぶかということが、自身を鍛える上では大切になるのかもしれません。

2019年11月18日

カテゴリ
今週のヒューエンス
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