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三本目の正直

 庭先がエゾリスの貯食場所認定されていることに気づいたのは一年ほど前だったでしょうか。野菜の成長よりも雑草の成長が上回り始める丁度今頃、あちらこちらにクルミが埋められていることなどつゆ知らず、変わった雑草だと思って引き抜いた草の根元にクルミの殻がついていてびっくりしたことがありました。「変わった」と感じたのは、実際には草ではなく幼木だったからなのでした。
 この春、同じスペースにまた芽が出ていることに気づきました。「今度は間違って抜いたりしないぞ!」と意気揚々と成長を見守る決意をしたのもつかの間、芽が引き抜かれ、残っていたクルミの実がぱっかりと割られて捨てられていました。きっと埋めた本人が回収しようと抜いたのでしょう。
 今年は、雪解けとともにあちらこちらに埋められたクルミを見つけました。そのうち、半分ぐらいは回収されて無くなっていることも追跡済みです。掘り出しても、中が軽くなっているようなものは、割りもせず捨てられていることもあります。人間たちの目を盗んで、一体いつこんなことをしているのやら、いつか定点カメラで観察してみたいものです。
 さて、この週末、新たな芽を発見しました。確か、チューリップの球根を植えた時に見つけて埋め直したクルミです。本当に芽が出た!と嬉しくなった一方、最近、土を堀った跡があちこちにできているなと気になっていた矢先のこと、もしかして私が場所を移したクルミの実を見つけられずに探していたのかも・・・と少し申し訳ない気分になりました。
 さぁ、三本目の正直、このクルミの芽は無事育つでしょうか?
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