私たちは、毎日いろんな間違いを繰り返し、生きています。 しかし、その失敗にくよくよしているだけでは、前に進めません。 鉛筆で書いた文字ならば、消しゴムで消す事はできても、自分の歩んできた人生を消す事はできません。 失敗した事は、その事実を認め、繰り返さないように心に書き留め、印をつけておきたいものです。 消しゴムはとても便利ですが、全て消してしまうと、間違った事がなかったように忘れてしまいます。 私たちがしなければいけない事は、間違った原因を追求し、二度と間違えないように違う方法を見つける事です。 もちろん、間違いなど誰もしたくはありませんが、その間違いが成功への道に繋がると思えば、消してしまって良い問題ではないと思います。 真っ白なノートはきれいだけれど、そこに書き込まなければ、ページは進みません。 終わった事、これからおきる事をどんどん書き加えていく事で、ノートもノートとしての役割を果たす事になると思います。 人生のノートには、消しゴムは必要ありません。 消してしまうよりも、きちんと眺めるほうが、ずっと有意義だと思います。