師走が目の前に迫り、また今年も"光陰矢のごとし"を痛感する季節になりました。そして、年初の目標がどれだけ達成できたかを振り返っては、まだ１か月もあると急に頑張り出したり、もう１か月しかないと焦ってみたり、気持ちの忙しくなる時期でもあります。
人は、ある程度未来を予測したり想像したりすることができるためか、先延ばしにすることが得意な生き物です。生きるために必要な、食べたり眠ったりすることでさえ、少しぐらいなら我慢して先に延ばすこともできます。まして、自分でやろうと決めたことなどは、ともすれば自分の心の中だけのこととして、どれだけ先へ延ばしても構わないような気持ちになったりもします。しかし、この１年で出来なかったことを思うと、自分自身に対して少なからずがっかりしてしまいます。周りの人にがっかりされるのも辛いけれど、自分自身にがっかりするのが、実は一番こたえるような気がします。
やりたい、じゃなくて、やるんだよ！昔そんなことを言われたのを、ふと思い出しました。どんなに小さなことでも、たとえ目標には届かなかったとしても、やったこととやらなかったこととの間には、雲泥の差があります。明日の自分に誇れる今日にしたい、そう心に決めて今年最後までやれる限りのことをやり抜こうと思います。
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