株式会社 ヒューエンス
HUENSは、水と空気をきれいにして、自然に戻す
環境浄化システムをご提供させていただく会社です。

 定点観察


 穏やかに晴れた日には、タンポポの綿毛がふわりふわりと舞うようになりました。近所の空き地はタンポポの花盛りです。春先の空模様はまだ不安定ということもあり、相変わらず自宅で過ごす日々が続いています。それでも、車のタイヤを交換したり、野菜の種を蒔いたり、草取りをしたり、やらなければならないことは結構沢山あります。そして、庭先の訪問者の観察も欠かせません。
 常連のスズメたちは、アサギリソウを巣材に利用しているようです。ウサギの耳の毛のように柔らかな新葉をくちばしでちぎり取っては、巣に持ち帰っていきます。分かるな〜、私も鳥だったら、アサギリソウでふかふかにした巣にしたいと考えるでしょう。草取りをしている頭上で、木に止まったのはベニマシコ。警戒心が強い、なんて図鑑には書かれていますが、なかなかどうして、草むらに降りて食事をしながら長居をします。そして、近頃気づいたのは、エゾリス。どこへ向かうのか、どこへ帰るのか、彼(彼女?)はこの辺りを通り道にしているようです。ひょっこり現れては、必ず立ち止まるので、目で挨拶を交わします。少し先に、松ぼっくりを沢山落とす街路樹の通りがあるので、そこへ向かうのかな〜といつも想像するのですが、本当のところはまだ教えてもらっていません。
 学生の頃、何度か参加したフィールド調査はラインセンサスがほとんどでしたが、今は気ままな定点調査です。斜め向かいの窓辺の黒猫と目が合いました。この調査、どうやら仲間がいたようです!

2021年05月17日