寒さに期待
道内各地でこの冬一番の寒さを記録していた今朝、帯広も通勤路に設置された温度計はマイナス16度を示していました。山の方はもっと冷え込んでいるのでしょう。ここ1週間ほどの間に、会社前のナナカマドにツグミやヒヨドリが集まり始めました。人気の少ない早朝には、数十羽が並んで電線に止まり、皆、羽毛をいっぱいにふくらませて、いかにも寒さを耐えているというような風貌です。
それでも、このところの帯広では降雪がほとんどなく、空気が乾燥しているためか、冷え込む割には、思うように霧氷を見ることができません。どんなに寒くても、あのきらきらとした木々が広がっているだけで、心が弾んで嬉しくなるはずのところが、何やら物足りなく、損をしたような気持ちになってしまいます。
今年は、十勝川産の流氷も見に行きたいし、氷結した然別湖や糠平湖も渡りたいし、去年撮れなかった摩周湖の霧氷も再挑戦したいし、寒くなければ叶わないことが山積みです。勝手な都合と知りつつも、寒さと雪と青空とバランスよく訪れてほしいと、空とにらめっこの毎日です。
2016年01月12日
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