期待
大豆に小豆、いんげんなど十勝を代表する豆たちの収穫の季節が近づく中、朝採りの、それも枝付きの枝豆を沢山いただきました。自分の菜園でも育てていたのですが、プロの手にかかった豆たちの立派さを目の当たりにすると、とても同じ作物とは思えません。まず、葉の大きさも数も、茎の高さも、うちの倍はあるでしょうか。我が家の豆は一段しかなりませんでしたが、いただいたものは二段も三段もあります。プロと同じレベルで家庭菜園ができるとはもちろん考えてはいませんでしたが、ここまで違うと、もはや笑うしかありません。
「枝豆はお湯を沸かしてから採りに行け!」と言いますから、そのとおり、鍋にたっぷりと沸かし始めます。すぐに鞘を枝から外し始めたのですが、なにぶん、豆が沢山ついていますから、取り終わる頃にはお湯が沸きすぎて鍋の半分ぐらいまで減ってしまっていました。
採りたて茹でたての最高の条件で心ゆくまでいただいて、なんだか気持ちもいっぱいです。美味しい豆に育ててくれた枝の方は、太陽の下で半日干してから、小さく刻みました。緑肥にして、うちの土も肥やしてもらおうという企みです。カサカサに乾いた葉を手でちぎっていたら、なんだかいい香り・・・。新茶のように甘くてさわやかで、このまま煎じて飲んでも美味しいのではないかと考えてしまったくらいです。他の野菜たちの収穫が終わった頃に鋤き込めば、いい香りのする土になって、来年こそはもっと沢山収穫できるようになるはず!!期待はいつでも高いのです。
2021年09月06日
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