学ぶこと
先週、５ヶ月近く関わってくれた共同研究型事業が一区切りとなり、北海道大学大学院の学生さんや先生、アドバイザーの皆さんと最後に話をすることができました。関わった全員が初めての試みということで、手探りも多かった事業ですが、皆さんのおかげで形にすることができ、学ぶことが多い時間となりました。
さて、私たちに力を貸してくれたのは、それぞれ別の専門を学んでいる学生さんたちでした。当社以外にも沢山の企業が参加していた今回の事業、自分たちの専門とは異なる分野の当社を選び挑戦してくれたということ、とてもありがたいことでした。打ち上げの場、そんな皆さんが本業として学んでいること、興味を持っていることの一端を聞かせてもらうことができました。事業が進んでいる間は、なかなかそんな話をする機会も取れずにいましたので、ある意味新鮮で興味深い内容が満載でした。実は十勝に憧れていたという学生さんは土壌や河川について学んでいるとのことで、十勝の土壌の代表格でもある黒ボク土について教えてもらったり、専門ではないけれど数学を学び直しているという学生さんおススメの数学の本で盛り上がったり・・・。学ぶことに真っ直ぐな姿勢は羨ましいぐらいです。
生活の中心に仕事が据えられるようになり、必然学ぶことの中心も仕事に移っていきましたが、心の赴くままに学びたいことに向き合えることの価値も消えるわけではないと改めて感じました。仕事とは別に学ぶ対象をもつべきということではなく、仕事かプライベートかの区別なく、純粋に興味を向けられることをもち、少しずつでもそこに時間をかけていくことが大切なような気がします。そろそろ社内のメンバーが集う季節もやってきます。皆が今興味のあることも、また聞いてみようと思います。
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