自分のやりたい事が始めからわかっている人はたぶんそんなに多くはいないでしょう。
それは、まだ出会ってないだけ、あるいは気づいていないだけかもしれません。

子供の頃、誰もが一度は「将来の夢」なんて作文を書いた事があるのではないでしょうか。
プロのスポーツ選手、医者、弁護士、美容師、キャビンアテンダント等、頭の中で漠然と考えて、夢を描いていた気がします。
年を重ね、その夢をかなえる人、とりあえずは、目の前の仕事をする人など様々でしょう。

本当になりたいもの、やりたいことが、その年頃に明確に見えている事は、なかなか難しいことでもあるのです。

夢の現実に向け、努力をする人、とりあえずは目の前の仕事に努力する人、どちらも努力をしなければ、何も得ることができません。
自分で選んだ仕事でも、人はいつしか努力することを忘れ、傲慢になってしまうことさえ
あります。
自分にむいていないとか、人間関係に問題があるとか、狭い価値観で物事を捉えていると、本当に大切な事が見えにくくなり、仕事をただの作業としてしかできていないことさえ、わからなくなってしまいます。

やりたい事は、実はすでに出会っているのかもしれません。
「何か面白い仕事はないか」ではなく、「どうやって目の前の仕事を面白くするか」、そう考えるだけで、毎日が変わります。
楽しいことをするのではなく、することを楽しんでみる。
その方がずっと人生が豊かになるような気がします。

自分の人生は、誰のものでもなく、自分のもの。
人任せにしないで、自分に責任を持つことで、きっとより満足のいく人生が送れるような気がします。

カテゴリ

今週のヒューエンス

更新日

2008-09-16

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