冬になると、子供のころ真冬の体育館で、白い息を吐きながら竹刀を振っていた事を思い出します。
姿勢をただし、一振り一振り気合いをこめて、寒さを吹き飛ばすように、無心で練習しました。
稽古は厳しく、防具は重く、足の裏は泣きたくなるほど冷たくて、泣きながら竹刀を振った記憶が鮮やかに蘇ります。

挨拶は声を張り上げ、元気に挨拶し、最後まで失礼のないようにふるまう。

今思えば、この時初めてきちんと、「礼儀」というもの学んだ気がします。
相手に対して、真摯に、そして礼儀正しく、正々堂々と向き合う事。
それは、人間としての大切なふるまいの一つだと感じます。

「礼儀」や「礼節」は、とても美しいものだと思います。
その美しいものを追求していくこと。― それは、凛とした生き方をおくるためにも必要なことではないでしょうか。

カテゴリ

今週のヒューエンス

更新日

2010-01-25

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