大切な食べ物
とれたての野菜は、一口食べただけで、そのおいしさを知ることができます。
しかしいくらおいしいからと言って、畑一面の野菜を同時に手に入れても、食べきれる訳はありません。
命あるものは、命あるものから生きる力をもらっているのですから、そのありがたみについて感謝の気持ちを忘れずに、必要な分だけをいただくべきだと思います。
しかし私達人間は豊かになりすぎ、食することのありがたみを忘れてしまいがちです。
いつでも食べたいものが食べることができ、残してしまう事にも罪悪感をもちません。
これでは、豊かさゆえの傲慢につながりかねません。
子供の頃、学校で出された給食は決して残すことは許されませんでした。
当時食の細かった私は、午後の授業に入ってからも一人で泣きながら食べていた事を思い出します。
それがいいのか悪いのか、いろんな判断があるかと思いますが、私にとっては食べられないものがなくなり、そして与えられた食べ物を残してしまう事は、いけないことだとインプットされました。
食べられる事は幸せなことです。
そして絶対にしてはいけない事は、食べ物を粗末にすることだと思います。
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