空と雲
今年の十勝の春で、春らしい陽気を感じることができたのは、数日だけでした。
その分余計にうれしく感じてしまうのかもしれませんが、ここ2、3日の十勝の陽気は、まるで初夏を迎えたようです。
十勝の空は、自慢できるほど高く青いのが特徴ですが、同時に雲の変化が美しく、そして力強く、見る者の感性を豊かにしてくれている気がします。
雲を見ていると、その動きの様から、その固まりが生きているような印象さえ受けます。
空を見上げ続けていると、まるで時空が違うかのように感じる事があります。
その空間に身を置くと、日々自分の身の回りに起きているあらゆる出来事が小さな事に思え、心に刺さっていた大きな棘も、実際は小さな棘だという事に気がつきます。
心を豊かにするという事は、顔をあげて前を見る、そんな簡単なことから始められる気がします。
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