ビールの季節
秋らしいしっとりとした霧雨の降る中、久しぶりに山道を散歩したところ、初めて目にする植物がありました。見つけた瞬間、「ホップ!?」と気持ちが踊りました。私自身はビール党という訳ではないのですが、以前、自生しているホップ(日本では北海道の一部にしか自生していないそうです)を使ってビールを作ろうという企画をテレビで見た記憶があったため、その独特の丸い毯花にぴんときたのです。
家に戻って、早速インターネットで確認してみたところ、残念ながら、それはホップ(和名:西洋唐花草)では無く、その変種にあたる唐花草であることが分かりました。しかし、ホップほど強くはありませんが、やはりビールを特徴付ける泡や香り、苦味を作り出す働きがあるそうです。
本場ドイツでは、世界中からビールファンが詰め掛けるというオクトーバーフェストが200周年を迎えたそうです。帯広にも美味しい地ビールがあります。夏の暑い時期に好まれるビールではありますが、ホップが実る秋の時期は、実は、ビールの香りや苦味の奥深さをじっくり味わうのに良い季節なのかな・・・と考えてみたりもしました。
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