文化
住み慣れた街を少し離れてみると、色々な文化の違いに気づきます。
24時間買い物ができるお店があることや、水道からは安全で美味しい水が流れてくること、当たり前すぎて意識したことも無いようなことが、日本国内外どこへ行っても同じとは限りません。
以前、哲学の授業で、経済などの競争社会には優劣が生れるが、文化は優劣をつけるものではない、と教えられたことがあります。長い時間をかけて育まれてきた文化は、別の土地のものであっても、自分たちのものであっても、便利かそうでないか、好みかそうでないかなど受け取り手の感覚の違いはあっても、等しく尊重されるべきものということです。
郷に入りては郷に従え、とよく言いますが、その地に足を踏み入れたとき、その地の文化に倣ってみることは、理解につながる一つの方法です。そして、人と人、会社と会社、そして国と国とのつながりでも、お互いの文化を学び尊重する姿勢が、より良い関係の大前提なのではないかと感じます。
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