神々の住む場所
明けましておめでとうございます。
今年は記録的な積雪のあった地方もあり、大変なお正月を過ごした方も沢山いらっしゃるようですが、幸い十勝は大きく荒れることもなく、穏やかな年明けとなりました。とは言え、やはり北海道は北海道ということで、冷え込んだ今朝は、車内まで真っ白に覆ったフロントガラスの霜を、何とか解かしてからの仕事初めとなりました。
北海道に住んでいると、自然や天気にまつわる話題が多くなります。ずっと古くから北海道に暮らしてきたアイヌの人々は、動物や植物だけではなく、自然現象にも神(カムイ)が宿るとして、信仰の対象にしてきたそうです。同じように八百万の神を信仰してきた神道と少し異なるのは、私たちに恩恵をもたらすものだけではなく、災いをもたらすものも同じくカムイとして崇められてきたということだそうです。あらゆるものを凍りつかせる厳しい寒さも、美しい花を咲かせる暖かさも同じく畏れ敬うという精神は、この地で生活しているからこそ生れるものなのかもしれません。
昨今の厳しい経済状況の中、当社がこうして無事、新しい年を迎えることができたことは、ひとえに支えてくださった皆様のお陰です。今年も、皆様の期待に沿えられるよう、難しい局面も成長へつながるチャンスと考え、一つ一つ乗り越えていきたいと思います。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
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