街角の電話ボックス
昨日、帯広市内の量販店の横を車で通りかかった時のこと。お店の外に新しく電話ボックスが作られていることに気づきました。そこは多くの人が買い物に訪れる場所ですので、確か店内にも公衆電話が置かれていたと記憶していますが、それでも、すぐ近くに電話ボックスが設置されたことに少し驚きました。多くの人が携帯電話を持つようになり、公衆電話の存在感が年々薄れてきていますが、よく考えてみると、田舎の祖父母はずっと携帯とは無縁の生活を送っていますし、他にも公衆電話が無いと困る方も沢山いらっしゃるはずです。少し前までは、コンビニエンスストアには必ずといっていいほど公衆電話がありましたが、それも今はずっと少なくなっていますし、誰もがいつでも使える公衆電話を探すことが、想像以上に難しくなっているのかもしれません。
全ての方の要望を満たす商品、サービスというのは難しいものですが、様々な立場の方へ思いを馳せるだけでも、ずっと対応は違ってくるでしょう。一見、時代の流れに逆行しているように見えることでも、それを必要とする人がいて、それに応えてくれる人がいたのだということを垣間見て、少し心が温まる思いがしました。
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