雛鳥
今の時代、物質的な豊かさが溢れ、情報が溢れ、本来必要ではないものまでもが、気がつけば、沢山そばに溢れていることがあります。
自分が何をしたいのか、何がほしいのか、どうなりたいかを明確にしなければ、自分がぶれてしまう機会は、いたるところに溢れています。
そもそも命あるものは、ただ「生きる」という明確な使命があり、特に人間社会では、自分だけでなく、大切なものを守るため、強くなければ生き残れません。
また、生きることは厳しいものであり、そして美しく、尊いものであるはずです。
「こういう生き方をしたい」という意思がはっきりしていれば、そのために何をやらなければいけないかが、おのずと見えてくるのではないでしょうか。
具体的ではなくても、正々堂々と生きたいと願う気持ちが、自分を正し、その瞬間瞬間で、自分を導いてくれる気がします。
ある晴れた日、生まれたての雛をみながら、そう感じた午後の昼下がりでした。
2011年6月20日
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