初夏
先週末は、さわやかな風の吹く晴れた休日となりました。6月中旬から7月にかけては、一年の中でも最も北海道らしい気候と景色を楽しめる時期かもしれません。
海沿いに足をのばしてみると、一面に広がる緑の湿原がさわさわと風に吹かれている中、ワタスゲの白や、アヤメの青、エゾカンゾウの山吹色が彩りを添えていました。
帯広では、ジャガイモの紫のお花畑の向こうに、日高山脈や大雪山脈の、中でも高く険しい山にのみ、白い残雪を望むことができます。
北海道の短い夏は、他の地域よりずっと自然の移り変わりが早いように感じます。次の週末には、きっと違った風景になっているはずです。北海道内の天気予報とにらめっこしつつ、次はどこへ行ってみようかと思案するだけでもわくわくする季節です。
2011年6月27日
- カテゴリ
- 今週のヒューエンス
- 更新日
- 閲覧数
- 479