実りの秋 〜パート3〜
収穫の秋、実りの秋。そろそろ佳境の時期となりました。
十勝の代表的な農作物の一つに、長いも、ビートがあります。
長いもは健康食品として話題になることも多いですが、収穫作業は実に人手がかかるのです。なんといっても根になるものですから、土の中から一本一本手作業で丁寧に掘り出さなければなりません。十勝の畑の中で、沢山の人が作業している風景を見かけたら、それはきっと長いもを収穫していると思ってまず間違いないでしょう。
最近では幕別町の"ヒゲ"のない長いもが話題になっているようです。
一度お目にかかりたいです。
対照的にビートの収穫作業は、あまり人手がいりません。
ちなみにビートとは、お砂糖の原料になります。
ということで、糖度の高いビート程よいビートになります。
ビートは寒さにあたると甘さが増すのです。
最近ではグラニュー糖に加工されるだけでなく、そのままの素材でお料理に使われる事も多くなったようです。
大きなカブのような形をしているビート。生のままかじりつくと、口の中にやわらかい甘さが広がります。
十勝には大きな製糖工場がありますが、この時期からお正月を過ぎるまで、フル稼動になります。すれ違うトラックにも「ビート運搬中」の文字が増えます。
今はまさに「ビートの季節」。
こんな風景で季節を感じることが出来るのも十勝ならではかもしれません。
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