つかの間のにらめっこ
先日、ある牧場にお邪魔したとき、かわいい子牛たちのいる牛舎を覗く事ができました。
そこには生後2ヶ月から6ヶ月位までの子牛が沢山いて、どの子も元気一杯です。
私がそこで初めてお目にかかった機械は、哺乳システム。
ミルクを飲みたい子牛君たちが、「僕が先」「いや僕だ」とでもいうように、その授乳機に突進していくのです。なんとか順番にたどりついて、ミルクを飲もうと口をつけると、そこからミルクが出てくるのです。それも、その子その子の分をきちんと判定し、何度もいっぱい飲もうとしても、自分に指定された量のミルクしか飲むことができないのです。だから飲みすぎたり、飲み損じる事もありません。
初めて見たその機械に私がびっくりして覗いていると、逆に子牛君達に覗きかえされ、鼻息をかけられました。
突然の訪問者に驚いたのか、私の声の大きさに驚いたのか、子牛君たちは私を凝視。
私も子牛君達を凝視。
つかの間のにらめっこは私の負けのようでした。
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