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寒支度

 日高の山々が雲に隠れる度に、「きっと峠の向こうは雪が降っているのだろうな」と想像するようになります。なかなか雪が積もらない十勝は、嵐(=ドカ雪)の前の静けさの中にいます。今年は、この静けさがいつごろまで続くでしょうか。
 雪こそ積もらないものの、近頃は朝晩の冷え込みが日に日に増しています。外仕事ができるのも、もうそろそろ限界かもしれないと、太陽が高くなり始めた頃に、茶色くなった草花や落ち葉の片づけを始めましたが、あっという言う間に手も顔も感覚がなくなってしまいました。さわさわと風が通ろうものなら、ぶるっと震え上がってしまいます。水は冷たすぎて、もう道具を洗うこともできません。
 急いで支柱を取り払って、枯れたアスパラたちを刈り取ります。それにしても、今年は随分と実をつけたものだと、つやつやとした赤い粒を眺めます。このまま捨ててしまうのは何だかもったいないので、枝から外して土にまいてみました。来年、無事芽を出すものがあるでしょか?
 寒さに追い立てられるように突貫作業をしている横で、秋の初めに種を蒔いたほうれん草は、青々とした葉をめいっぱい広げて、太陽の光を受けていました。本当に寒さに強いなぁ、とうらやましくなります。しかも、霜にあたった方が、旨味が増すそうです。収穫まであと一歩!この冬最初の恵みになることでしょう。
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