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花畑カモ?

 「去年時期を外してしまったサンゴ草(アッケシソウ)にリベンジに行きます!」と嬉しそうに連休の予定を教えてくれた社員の話に、そう言えば、自分も久しく見に行っていないなと気づきました。晴れそうな気配の連休最終日、雨が続いている間にすっかり重くなってしまっていた腰を上げ、能取湖を目指してみることにしました。
 沿うように続くオホーツク国道と湖との間には湖畔林があります。やや水が引いて干潟のようになった湖の淵で、ところどころアッケシソウが赤く広がっているのが、木々の隙間から見え隠れしています。港の手前で長い湖畔林は終わり、視界が開けました。
 手前には広く緑のじゅうたんが敷かれ、アッケシソウが赤い模様を描いていました。池塘のような水たまりも見えます。アッケシソウの赤は紅葉の色ですが、初夏の花満開の湿原のような景色に、こんなにみずみずしいものだったか~と、あらためて驚きました。
 奥の水場には、沢山のカモが集まっていました。近くのサイクリングロードを人が通るたびに、数羽が驚いて飛び上がり、隣の水たまりに逃げていきます。肝の据わった者は、その後からてくてくと歩いて移動していきます。花畑や草原と、エゾリスやタンチョウなどという組み合わせは、よく見慣れていますが、花畑の(ような)中にカモとは、これまでありそうでなかった光景のように思えてきました。彼岸も過ぎ、あと一月もすれば、緑はずっと少なくなっていることでしょう。最後のどかな景色かもしれないな~と思うと、なんだかいつまででも眺めていたい気持ちになります。


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