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夏の終わりに

 猛暑の夏をすでに嫌と言うほど味わって、今年の花火は、もしかしたら本州のように蒸し暑い中で見ることになるのかと想像していました。でも、当日、開催を知らせる昼玉が3発鳴る頃からしっとりとまとわりつくような糠雨が降り始め、暗くなるのを待っていると、やっぱりフリースを着込んでいても寒い!最初の花火で一気に盛り上がって、第三部ぐらいまでは外で見ていることができましたが、じわりじわりと服が濡れ、足元も冷えて、たまらず屋内に逃げ込んでしまいました。花火が終わった後、テレビから除雪機のCMが流れてきました。結局、いつもと同じように夏が終わったようで、少しほっとしたような、残念なような、複雑な気分になりました。
 休みの間、しばらく手が回っていなかった菜園を片付けました。7月にカブの収穫が終わり、花火の日に枝豆の収穫が終わり、今は、次々と赤くなるトマトと相棒のバジルを収穫しながら、ニンジンがまるまると太るのを待っています。カブと枝豆が植えてあった区画には、枝豆の枝葉や抜いた雑草を鋤き込みました。秋前にほうれん草の種を撒こうと計画していたことを、どちらにも草を大量に埋めてしまった後に思い出しました。毎年、計画的にしているつもりなのに、ついつい思い付きで失敗してしまいます。通勤路でいつも見かける小さな家庭菜園では、ジャガイモの収穫を終えるや否や、大根が芽を出し始めました。「無駄がないな~」と感心しきりです。技術者として名乗るには、少なくとも十数年の修業が必要だと聞いたことがあります。では、年に1回しか試行錯誤のチャンスがない作物栽培では、一体何年ぐらいの修業が必要なのでしょう。より一層、考え抜いて取り組まないといけない仕事なんだなぁと実感します。
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十勝の景色
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