雪
雪が降ると、雪かきをしなければならないので、ちょっと気持ちが重くなります。
しかし、今朝の小雪は太陽の隙間をぬって、ちらちらと静かに舞いおりてきました。
空から落ちてくるその様は、ゆらりゆらりと静かに降り落ち、手を出して捕まえてみると、その結晶をはっきりと見ることができました。気温が低ければなおのこと、長い時間その結晶を手のひらの上で眺めてみる事ができるのです。
日中の時間の中ではただ傘を差し、濡れないように身を守りますが、早朝や夜には、なぜか手をだして結晶を捕まえたくなることがあります。通勤途中、ただその美しさ、形状の不思議さ、手の上にのっても壊れないその形を、凝視してしまいます。それは人工的に作られたものではなく、自然が作りだす美しさだからなのでしょうか。また、一瞬で消えてしまうから余計に美しく感じるのかもしれません。
一昔前まで北海道に降る雪は当たり前にパウダースノーでした。
でも最近では、湿度が高く、傘をささないと雨が降った時と同じように濡れてしまう事もあります。
それだけ地球温暖化が進んでいるという事なのでしょうか。
雪の結晶が空から舞い降りてくるのを見る事ができるのは、とてもうれしい体験です。
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