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日光浴

 太陽が顔を出し始める頃から、小さな鳥やリスたちの活動は一気に活発になります。今週末に冬至を迎える今、日の入りから日の出までの暗い時間は実に15時間ほどあり、その間、ほとんど食べ物を口にすることなくじっと寒さに耐えなければいけないのですから、空が明るくなるころは、きっと空腹の極みでしょう。
 そんな時間帯に彼らを観察に行くと、よくこんな光景に出会います。「あ、日光浴をしている」といつも見ているのですが、以前の日光浴のイメージは、夏だったなと思い返します。夏の盛り、海水浴場なんかでぎらぎらとした太陽の光を浴びるのが日光浴だと思っていましたが、ここでは真冬の方が日光浴姿をよく見かけるのです。
 リスたちがひとしきり松の実やクルミをかじってお腹が落ち着くころ、太陽も少し高度を上げて、まぶしい光が少しずつ林床まで届くようになります。太陽に向かって動きを止め、ふわふわの冬毛の中に熱をため込んでいるようです。顔の輪郭や細長いひげが明るく浮かび上がり、縁側の猫のように、そのままうとうととしてしまいそうですが、その時間は長くはなく、数分もすればまた餌を求めて木に登って行ってしまいます。自分も太陽に向かって日光浴を試みますが、彼らのように熱をため込むことなどは、やはりできません。足先も指先も、顔も耳もじっとしている間に凍えるスピードの方が早く、すぐに音を上げて無駄にでも動かなければ!と思ってしまいます。
 ん?もしかしてリスたちも同じでしょうか。日光浴で熱をため込んでいるようで、実は、足先が凍えて動かないとつらい!と思っているのでしょうか。こんな冬の朝こそ、彼らがどんなことをつぶやいているのか、一度は聞いてみたいものです。
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生き物十勝の景色
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