日々の空気も秋らしさが混じり、少し前まで白い花をいっぱいに咲かせていたナナカマドも、オレンジの実をつけ始めました。
　秋には萩、薄、桔梗、撫子、葛、藤袴、女郎花が七草として親しまれています。味を楽しむ春の七草とは違って、秋は花を見て楽しむ７種類のようです。花のピークはそろそろ終わりに近づいているものもありますが、薄や女郎花など、秋風によく合う風景はまだまだ楽しむことができそうです。
　秋の七草の１つ撫子と言えば、１ヶ月ほど前に日本中を沸かせた女子サッカーの日本代表の選手達が浮かびます。女性的な美を形容した言葉として撫子が使われますが、才能、大胆、快活という言葉も撫子の花言葉には含まれているそうです。しなやかなプレーや次の目標をしっかりと見据える姿は、まさしく撫子の名にぴったりの選手達だな、と感じました。調べてみると、萩や葛も荒地でしっかりと根を張ることができる花のようです。秋の七草のように美しさと強さを兼ね備えた立ち姿は、私も目標としたいところです。

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今週のヒューエンス

更新日

2011-09-05

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