峠道
写真は三国峠からの景色です。帯広からオホーツク海沿岸へ向かう社員達が、いつもお世話になっているルートです。
峠の頂上付近にさしかかると、視界が一気に開け、左手に西クマネシリ岳、右手には大雪山系の山々が広がっているのが見えました。
峠の休憩所と、つい今しがた通ってきた一本道を除けば、眼下に人工物は見当たらず、深い緑の森と周りをとり囲む白い山々を眺めていると、なんだかこの空間だけが島の様にぽっかりと浮いているかのような感覚を覚えました。秋には紅葉が美しく、観光の車も通るにぎやかな場所ですが、それとは対照的に、冬の三国峠はこんなにも静かで幻想的な一面もあるのかと、改めて十勝の奥深さと美しさを感じました。
2012年2月6日
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