3月11日
日本を襲った未曾有の大地震からもうすぐ1年が経とうとしています。
震災直後の混乱は一段落したものの、解決すべき課題はまだまだ多く残されており、今も被災地には復旧のために尽力している人達が大勢いらっしゃいます。一方で、地元の方々や周りから集まってきた協力者の方々が復興に向けてアイディアを出し合い、新しい取り組みを始めている姿が伝えられています。
私達がメディアを通して知ることができるのはごく一部ではありますが、それらは震災からの復興だけではなく、過疎や高齢化といったそれまで抱えていた地方都市の課題をも解決していこうという、意欲溢れたものだということにとても感嘆しました。一度、多くのものを失ってしまったからこそ芽吹いた新しい種には、きっとこれからの日本を支えるアイディアがぎっしり詰まっているのだと、期待せずにはいれませんでした。
さて、今年の3月11日は日曜日ということもあり、自分自身がこの日をどう過ごすか、ということは頭の片隅にずっとあります。改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、こうして自分が生活を送れることへ心から感謝をして、静かに過ごすことができれば、と思います。
2012年3月5日
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