空から
少し小高い丘に上ってみると、十勝らしい大きな畑が広がっていました。
新緑の薫りが混じる風に吹かれながら眺めていると、なんだか鳥にでもなって飛べそうな感覚になります。
空からの眺めはいつも人を惹きつけるものがあります。とりわけ十勝の風景は、四角く大きな畑がどこまでも広がり、日本の他の地域ではあまり見ることのない景色です。きっと、初めて訪れる人達にとっては、十勝の風景として感動とともに心に残るはずです。
そう考えると、この風景は十勝の大切な財産なのだと感じます。他の市や町では、「景観資産」というものを独自に定めているところもあるそうです。すっかり見慣れた風景、と流してしまうのではなく、私達が誇れるものとして、この価値をみんなで共有できたら素敵だな、と感じます。
2012年6月4日
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