インドネシア
当社がインドネシアで行っている実証事業に関連して、先週、日本の経済産業省とインドネシア工業省の政策対話(GAP会議)がジャカルタ近郊で行われ、そのプログラムの中で、当社技術のセミナーとパイロットプラントの現地説明会が執り行われました。
当日は晴天にも恵まれ、30℃を超える暑さにも関わらず、両国の政府関係者、現地の企業の方も含め40人以上が集まりました。会議が始まると、処理システムのこと、運転管理のこと、コストや現地の規制のことなど、参加者からの質問が途切れることなく、その意識の高さが伺えました。
インドネシアでは、首都のジャカルタですら下水道の整備がなされておらず、市内を流れる川には下水やごみなどが区別無く捨てられています。経済発展がめざましく、真新しい日本車が溢れている一方で、環境や衛生に関するインフラ整備が進んでいない現状は、何とも不思議な印象ですが、しかし、何にも増して勢いのある国でのこと、問題意識の高い企業が増えていけば、環境整備も一気に進んでいくのだろうという期待も大いに感じました。
最後になりますが、このような場を与えてくださった方々、多岐にわたりサポートをしてくださった方々、本当にありがとうございました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。今回の事業を通して得られる知見は、当社にとっても大きな財産となるはずです。貴重な体験をもとに、ひとつずつ形にしていくことを目指したいと思います。
2012年12月3日
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