大地の呼吸
関東地方が梅雨明けした先週末、負けじと帯広も33度を超える暑さになりました。
じっとしていても汗が吹き出るような暑さの中、私達は極力動かずにいたいところですが、馬鈴薯の紫の花が一面咲き誇り、ビートも大きな葉をぐんと広げて太陽の恵みを逃すまいとしています。朝夕に立ち込める霧は、彼らの呼吸で作り出されたものなのではないかと思えるほど、大地の息づかいが強く感じられます。
北海道を離れ、今はコンクリートの森に囲まれて暮らす友人がしみじみと、十勝の夏がうらやましい、と洩らしていました。暑い、けれども生命力溢れるこの季節は、何とも気持ちが良いものです。
2013年7月8日
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