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コンパニオンプランツ

 実りの秋が始まり、休みの間はあちらこちらから果物や野菜を沢山いただきました。自分で育てているトマトやナスも、日に日に大きくなったり赤くなったり、毎日の収穫が楽しみです。
 さて、昨年、野菜たちに大発生したニジュウヤホシテントウは、今年は全く見当たりません。コンパニオンプランツ作戦が成功したのでしょうか。今年は、トマトの横にバジル、ナスの隣にパセリ、そしてカボチャの周りにネギを植えてみました。科学的根拠は確立されていないものの、一緒に育てると病害虫の被害を減らし、生育もよくなると言われている作物同士をコンパニオンプランツと呼ぶそうです。せめて虫の被害が少なくなれば、と軽い気持ちで試してみたのですが、なかなかどうして経過は良好です。トマトもナスも実の数は昨年よりずっと多くなった一方で、病害虫はほとんど見られません。味も文句なし。おまけに、旺盛に育ったパセリたちで自家製の乾燥ハーブを作る楽しみも加わって、得した気分です。
 でも今年は、アスパラガスにジュウシホシクビナガハムシが大発生してしまいました。アスパラにはニラやバジルが良いそうですが、同じ多年草のニラを試してみようと思っています。上手くいけば、美味しいニラ玉にもありつけるでしょう。コンパニオンプランツとして植えられるハーブたちには可愛らしい花が咲くものもあり、育てる楽しみを広げてくれますが、それ以上に、つい食欲が勝ってしまう秋です。

2019年08月19日

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