菜の花咲いた
帯広から十勝大橋を通って北へ向かう幹線道路は混みあうことが多いため、広大な畑の真ん中を突き進むことができる裏道を利用することが多いのですが、そのいつもの道へ入って間もなく、黄色い畑が現れました。確かに北海道の春は遅いけれど、さすがにあと2週間で秋の彼岸になろうという今、春の風物詩とも言える菜の花畑が現れるとは思っていませんでした。
確かに気温や日照時間を考えれば春と秋とはとてもよく似ていますし、まして写真などに納まってしまえば季節を見分けることはいっそう難しくなりますから、「春に撮った写真なのでは?」と言われて「空気の澄み具合が秋ですよね!?」などと返したところで、相手のハテナ?を誘うばかりになるでしょう。それにしても圧巻の菜の花畑・・・シロガラシなどは肥料成分の流出を防ぐ作物としても優秀なようですから、緑肥として植えられているのでしょうか。それとも菜種油やからしの原料になるのでしょうか?時々、この畑の持ち主に直接聞いてみたい衝動にかられます。どんなことを考えながら、どんなことを目指しながらこの広い大地の彩りを指揮しているのでしょう?
いっぽう、我が家のミニ菜園では、春に植えたルッコラのこぼれ種からまた新しい芽が出て、四季なりのイチゴも赤くなり始めました。まだまだ暑くまだまだ虫たちが活発な季節ですから、大部分は食べられてしまうのかな~と期待は半分でも、毎朝成長を見られるのは、やはり楽しいものです。