十勝と秋
十勝は広大な農地が広がり、その収穫物の質の高さには定評があります。
しかし今年は天候に恵まれず、その影響で収穫の時期にも遅れが出ています。
冬が来る前の限られた時間の中で、より一層慌ただしく農作業が行われています。
最近ではすっかり近代化され、機械化が進んではいますが、まだまだ人の手が大きな力となっている事に変わりはありません。
農作業は、体力勝負。
肉体的は辛いものですが、その反面、健康な体作りに役立ち、収穫の喜びを得ることもできます。
自然の中で生かされている事をもっとも強く感じる事ができる職業だと思います。
モノを作り、育てる―
歴史が浅いこの北海道十勝が開拓されたのは、わずか120年ほど前の話。
厳しい、この大切な営みを自然の風土に合わせながらも、経験をつみ重ねながら、さらにもっといいものを作りたいという強い思いが、十勝の農業を支えてきたのだと思います。
作り上げる「モノ」は違っても、いい「モノ」を作りたいという強い思いを持つことが、いい「モノ」を作りだす、第一歩ではないでしょうか。
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