エゾニュウ
セリと言えば、春の七草のひとつですが、今の時期はエゾニュウやエゾノヨロイグサなど、高さが2〜3mにもなるセリ科の白い花があちこちで見られます。遠くから眺めると、太陽を一身に受けているようなたくましい花に見えますが、近づいてみると、やはりセリ科らしく小さな白い花が沢山集まって大きく見えていることが分かります。
小さな花それぞれが沢山の蜜を蓄えているのでしょうか。1本のエゾニュウの花にも、セリ科植物を好むアゲハチョウの他、スズメバチやハナアブ、アリなど、本当に多種多様な虫たちが集まり、にぎやかな大食堂のようです。このところ、北海道も蒸し暑い日が続いていますが、やはり暑さに負けないためには、一にも二にも食事が大事です。太陽の恵みをしっかり摂り入れて、北の短い夏を満喫しなくては勿体ないですね。
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