白樺の木
十勝の青空をバックに、白樺の新緑が、とても美しい季節となりました。
北海道では、あちらこちらで、美しい白樺並木を見かけるとことができます。
白樺は、学名(シラカンバ)と言われ、落葉樹の一種であり、北海道や、福井、岐阜などの高原地に、広く分布している樹木です。
北海道では、シンボルの木として指定している市町村も多くあります。
白い樹皮がとても美しく、北国を象徴するような樹木といえるでしょう。
その昔、アイヌの人々は、白樺樹液を健康飲料としてそのまま飲料したり、調理用に使用していたとも聞きます。
また、最近では、化粧品に使用されることもあるそうですが、先住民たちは、限られた資源の中、大地の恵みから、生きるために多くを学んでいたような気がします。
景観が美しいことは、それだけで価値があると思います。
しかし、生きるために知恵をつけていく努力も、十分に美しい行為ではないでしょうか。
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