確かなものを手に入れる
日本は非常に恵まれた国で、口に入れるものすべてにあまり疑いを持っていなかった人が多いように感じます。
そんな食の安全を保障されたかに思われていたこの国でも、最近はあまり好ましくないニュースが流れるようになりました。
賞味期限改ざん、原料偽装、生産地不明。
私たち消費者は何を信じればいいのでしょうか。
こうした問題が取りざたされるようになり、最近では消費者も考え方を一新し、「より安いもの」より「より安全なもの」、「おいしいもの」だけではなく「体に良くておいしいもの」を求めるようになってきています。
ただ安ければいいという価値観ではなく、確かなもの、安全性が高く、おいしい物を求め、生きるために何が必要かを真剣に考えるようになったのではないかと思います。
また、ただ高価であるというだけでなく、品質の良い、確かなものを適正な価格で手に入れる事が重要です。
それは、食だけでなく、すべてのものに当てはまる気がします。
今この時だけをしのぐのではなく、長い目で見て何が本当に必要か、将来を見据え、考えなければいけません。
今だけを考えると金銭的に安いとしても、将来を考えると、決していい買い物をしたとは言えない事もあるのではないでしょうか。
それは金額の問題だけではなく、健康、命にかかわることにもなりかねません。
妥協していい事と、いけない事はあるのです。
何が本当に必要か。
それぞれが、真剣に考えて対応しなければいけない問題の一つです。
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