おもてなし
人をおもてなしするというのは、本当に難しいことです。
この連休、本州からの知人が帯広に寄っていく機会がありました。一緒に十勝を周れるのは1日だけという限られた時間の中、お昼はどうしようか、どこを見て周ろうか、いろいろと思案をしていたはずが、お昼ご飯に向かったお店は、第一希望は予約でいっぱい、第2希望は臨時休業。三度目の正直でやっと席に落ち着くことができましたが、やはり第3希望では残念な感が否めませんでした。
その日の宿へ向かう途中、雲の切れ目から青空が見え始めたのを幸いにと、私のお気に入りの風景が見られる湖へ寄って行くことに。本州の方にはあまり馴染みの無い場所のようですが、天候によって湖面の青色が変化する景色の美しさに感嘆の声をあげつつ、今度は「冬は全部凍るの?」、「魚は住んでいるの?」、「向こうに見えるきれいな山の名前は?」との質問攻めにたじたじ。近くの案内板を一緒に読んで解決する有様でした。
北海道という土地は、誰もが美しい自然の風景にあこがれ、美味しい食べ物を期待して訪れる場所です。そんな方達にここでしか得ることができない思い出作りの手助けができれば、おもてなしは成功と言えるかもしれません。事前準備をしっかり、という大前提は当然として、私自身が北海道の良さについてもっと深く学ぶことが大事だな、と感じたお休みでした。
2011年9月26日
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