節電
年末年始に長いお休みを取り、今日が仕事初めという方も大勢いらっしゃるかもしれません。私も連休を利用して故郷に帰ってきました。
本州では夏に引き続いて冬も節電が課題となっており、私の実家でも照明を少しおとしたり、窓を2重サッシに換えたりと、工夫をしているようでした。途中立ち寄った施設では、1年前に比べて大幅に照明の数を減らしていましたが、一方で室内の設備が茶色に統一されており、不思議と暗い印象は受けず、外のから差し込む夕暮れの色と相まって、温かく落ち着いた雰囲気でした。人が多く集まる場所でも、照明が煌々とついていなくても、工夫次第で居心地の良い空間を作ることは可能なのだと、目からうろこが落ちる思いでした。
十勝は川の水も豊富で太陽の光にも溢れた、自然のエネルギーに恵まれた土地といえるでしょう。如何に効率よく高いエネルギーを得るか、また、如何に少ないエネルギーで今の生活を維持するかだけではなく、自然の営みに沿った、心地良い生活空間の創造という観点も、省エネルギーには大切なことなのだと感じました。
2012年1月10日
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