試練
北海道内各所でメンテナンスをしている社員にとって、今の時期は雪と寒さとの戦いです。
先週向かった道央方面では、最深積雪が190cmを超える記録的な大雪に見舞われました。雪かきをしようにも、既に道路わきには背丈の倍ほどの高さの雪の山ができており、人も車も動くだけで大変な労力だったそうです。一方、別の現場では最低気温が-28℃を下回ったところもありました。慣れた現場であっても、文字通り身を切るような寒さの中での作業は、体が思うように動かず、いつも以上に緊張を強いられます。
私達が預かっている現場は、郊外にあることも多く、実際にはもっと雪が深かったり、寒さが厳しいところもあります。人もさることながら、機械たちにとっても条件は厳しいものです。ちょっとした変化でも機械には大きな負荷になってしまうこともあり、先を見越したよりきめの細かいメンテナンスが必要となります。次の月まで、無事で稼動していてほしいと、毎月祈るような気持ちで現場を後にすることもあるそうです。
北海道の冬は、私達にとっては体力も知恵もどちらも鍛えられる、試練の時期なのかもしれません。
2012年1月23日
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