初雪
北海道各地から、雪の便りが聞こえてくるようになりました。帯広の市街地ではまだ雪は見られていませんが、日高の山にもうっすらと白い筋が目立ち始め、近頃一気に空気が冷え込んだのも納得です。
然別湖に行こうと決めていた日曜日、朝方の帯広は雨が降ったりやんだり、東の空には青空に太陽が顔を出していて、西の暗い雲の前には虹がかかっていました。「そういえば、去年、然別湖で見て以来の虹だな〜」などと思い出しながら車を走らせて行くと、然別湖は雨ではなく、白い雪と青い空がめまぐるしく入れ替わる天気でした。道路に積もるほどではありませんでしたが、緑の笹の葉がうっすらと雪化粧している様子は、晩秋ならではの趣でした。
今年は残暑が尾を引いたこともあって、秋を堪能する時間がとても短いような気がします。ついこの前までうちわを手にしていたのに、もう暖房が恋しい時期です。初雪にちょっぴり心が躍りつつも、雪が積もる前にまだやりたいことがある!と、焦る気持ちを感じながら、山を下りました。
2012年10月22日
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