早朝の桜
気温の上がった週末、きっと昼間はお花見の人でごった返すだろうと思い、朝早くに出かけてみました。静かな公園を期待して行ってみたものの、皆考えることは同じようで、あっちにもこっちにもカメラを携えた人影が。バーベキューもできる桜の下では、いったい何時からあるのか、ブルーシートやロープを張った区画が、既に場所取りの番をしていました。いつの時代も、どこでも、桜に向かう日本人の意気込みはすごいものだと改めて感じます。
早朝の桜は、朝焼けも手伝って、より鮮やかにたたずんでいました。朝特有のみずみずしい匂いの中に淡い桜の香りが加わり、そんな中をただ歩くだけでも、自然と気持ちが落ち着いていきます。思ったより人は多かったですが、ジンギスカンの匂いにかき消される前に、桜を堪能できたこの日の朝は、三文以上の徳があったかもしれません。
2013年5月20日
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