夜空2013
今年もまた、夜空が美しい季節になってきました。
アイソン彗星のニュースを見て、久しぶりに目を凝らしながら空を見上げた、なんて方も多いと思いますが、十勝に住んでいると、空気が冷え込み始めたのを合図に、帰り道に星を見るのがすっかり習慣になってしまいました。
よく晴れた日曜日の夕方、出かけた帰りに豊頃町のシンボルでもあるハルニレの木に立ち寄り、そのまま星を待つことにしてみました。
西の空に太陽が沈み、一番星が輝き始めてから30分ほどすると、やっと、ちらほらと明るい星が見え始めました。撮り慣れない星の写真に、カメラと悪戦苦闘していると、あっと言う間に星の数は増え、気がつけばオリオン座もカシオペア座も明るく見え始めました。
ハルニレの木も、枝をいっぱいに広げ、落ちてくる星を受け止めんとしているかのようなたたずまいです。
広い大地に大きな木、澄んだ空気に満天の星。いつ見ても贅沢な風景です。
2013年12月2日
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