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青い鳥

 オオルリ、カワセミ、ルリビタキ。名前は知っていても、なかなか出会う機会がない青い鳥たち。有名な童話も手伝って、その希少な存在は幸せの象徴とも言われています。
 写真は、イソヒヨドリです。私が初めてカメラに収めた青い鳥です。お腹が褐色で、頭から胸、背中にかけて見事な瑠璃色です。見つけた瞬間は気持ちが高ぶり、思わず歓喜の声をあげてしまいました。後から調べてみると、全国の海岸周辺に生息していて、珍しい鳥ではないそうですが、こんな青い鳥が身近にいたことは驚きでした。
 自然の中での青色は、どこで出会っても目をひかれる何か特別な存在です。青い色の生き物はとても少ない気がして調べてみると、鳥も魚もその青色の多くは構造色で、青い色素をもつものは更に限られてくるようです。青が少ないということは、つまり、多くの生き物の身体は青い色を吸収する仕組みになっているということでしょう。私たちにとって、青は、表からは見えにくいけれども、とても重要な色なのだと想像できます。
 青い空に青い海。私たちは多くの青に囲まれて暮らしていながら、一方で美しさや高潔さ、高貴さの代名詞ともなる特別な色。青い鳥を眺めていても、ますます興味の湧く色だと感じました。

2014年8月25日

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今週のヒューエンス
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